あまり知られていない、東洋医学・中医学について

その魅力をやさしく・わかりやすく、項目別にブログ形式で

お伝えしていくページにしようと思っています☆

 

ちなみにチャングムは韓国なので「韓医学(はんいがく)」です(^_^)

 

 

 

中医学と東洋医学

去年思い立って作ったページですが、何から書こうか迷っているうちに年を越してしまいました(;。;)

 

東洋医学を語るのはなかなか難しくて(個人的に)、どこからお話をしようか何をお伝えしたら面白いのか、などなかなか決められませんでした。

迷ったすえ、最初は常識的なことをお伝えしようかな、と思います。

 

まず、「東洋医学」ですが、広義のものは

なんとなくイメージする東洋医学より、ずっと広い範疇の医学になります。

インドのアーユルベーダ、アラビアのユナニ医学、インドネシアのシャムウ、チベット医学、モンゴル医学、中国の中医学、韓国の韓医学などなど

アジア地域全体の医学の総称を、

「西洋(ヨーロッパ)の医学」に対する「東洋(アジア)の医学」と、ざっくりカテゴライズされます。

 

「中医学」は中国全土に広がっていた様々な流派の医学を

中華人民共和国の成立後、国家主導で1つの体系にまとめたものです。

これはすごいことだと思います。国を挙げた大仕事です。

 

その内容は「古典」と呼ばれる医学古書の解釈を根にしています。

「古典」は先人の、人体観察と治療記録の集積から成り、

人体の機能系を、五行説にまとめて解析していきます。

紀元前から様々な病の治療に、非常に有効なシステムとして使われ続けているのがすごいです。

人間の体の本質的な営みは2000年前から変わっていなのだなぁ、と思いますし

それを観察・記録していた中国の古人の感覚は非常に優れていたのだなぁ、と思います。

 

「古典」には様々な解釈が成り立ち、流派間の争いなんかもあったのではないか

と思うのですが、そこを国の力業で(^_^)

漢方、鍼灸、薬膳すべての基礎となる人体の生理・病理、処方などを「中医学」のなかに

とても合理的なシステムとしてまとめあげました。

この基礎のシステムがあると、教育がスムーズにいくので、

一定水準の知識と技術を持った医療人が育つわけです。

 

ちなみに私が講座やワークショップで用いている理論は、ほぼ中医学が基礎となっていて

そこに個人の経験をプラスしてお話しています。

 

日本で呼称される「東洋医学」は何だか少し漠然としています。

これは歴史の問題だと思います。

日本の医学は、中国や韓国から医師を招いたり、医学書を輸入したりするなかで発展していきました。

医学書や情報の入手が困難なこともあり、「素問」や「霊枢」、「傷寒論」など

聖典といわれるような医学古典を研究し、湯液(とうえき・漢方薬)、鍼灸、養生法、民間療法など

日本の風土に根ざした医学を発展させました。

 

これらは西洋の医学、「蘭学」に対し、漢方(中国の方)の医学ということで

「漢方医学」と呼ばれました。これが、日本で現在、言われるところの東洋医学です。

 

しかし中医学と違って、1つの体系にまとめられていないため

日本の東洋医学は、矛盾や謎が多く、初学者には学びにくいというのが正直なところだと思います。

鍼灸学校では、東洋医学は私にとってはすごく分かりにくいものでした。

中医学はとてもまとまっているので、学び初めて、ああ、そうかということがとても多かったです。

今は日本の鍼灸関連の書籍も読めるようになりましたが、以前は混乱してしまって読めませんでした(;。;)

 

 

もとい、江戸時代には多くの医家が存在し、たくさんの医書が書かれているにもかかわらず

私たちが目にできる医書はほんのわずかです。

幕末以降、漢方医学を迷信として排斥、抹消しようとした悲しい歴史が関係しているのでしょう。

 

けれど、東洋医学は江戸末期まで日本で、かなり有効なものでした。

東洋医学は「未病医学」とよく言われるように、

病気の芽である小さな不調を改善する方法がたくさんあります。

 

誰に言っても分かってもらえないだろう、というような心身の悩みが

東洋医学の書籍を読んでいると、きちんと記載があり、その改善策までも導き出せます。

そんな発見があるたび、先人の苦労・努力の積み重ねに、すごいなぁと溜息が出ます。

 

中国や韓国では現在でも、その有効性から国が伝統医学をしっかり守っています。

中国の映画には詳しくないのですが、韓国では「ホジュン」や「チャングム」、「馬医」など

国営放送で、伝統医学のドラマをつくっていますよね。

ドラマ「仁」はすごく面白くて大好きなのですが、日本だと大体、江戸時代に蘭学を広めようとするけれど

漢方の医家に弾圧される、みたいなことを描いているのがすごく多くて、

ああ、またか、とちょっとがっかりします。

チャングムのようにスマートな女性が活躍するような物語が日本にもあれば

歴史に興味関心がもちやすく、もっと学ぶ意欲が持てるのになぁと思ってしまいます( ̄0 ̄)

 

 

韓国では儒教の影響から、高貴な女性の体は女性が見なくてはならないため

チャングムのような女性医師が存在しました。

日本では女性の医家はいません。が、西洋に魔女がいたように、医療に関わった女性がどのくらいか

いたのではないかと想像しています。産婆さんなどはいたようです。

引き続き調べていきたいと思っています。何か分かれば面白いですね☆

 

 

 

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