冬のお灸

いよいよ冬本番☆

寒い日が増えてまいりました。

 

冷えは東洋医学では「寒邪(かんじゃ)」と呼びます。

外気にさらされて冷える場合や、運動不足やストレスなどによる血行不良により体内に「寒邪」が生まれ、これが

冷え、刺すような痛み、凝り、悪血などを発生させると考えています。

 

冷えや痛み、血行不良、肌のくすみなどがある場合には体内に「寒邪」があると考えます。そして冷えのある場所に鍼やお灸を施し「寒邪」を改善していきます。

 

専門用語が出ると何だか難しいのですが

要は「体の冷えているところを温める」というのが

東洋医学の基本的な治療方針です。

 

 

冷えにはお灸を☆

 

冷えの改善で家庭でもできるのが「お灸」です。

火の力はすごいです。体が温まり、血行がよくなって、筋肉はふわっと柔らかくなります。

 

体質に合ったつぼにお灸をこつこつし続けることで

「冷え」は必ず改善できますし、生理痛や肩こり・腰痛なども改善が可能です。

 

辛い痛みや、不快感を我慢しないで欲しいな、と心から思います。

少しの努力で体は必ず変わりますし

体が上向きになると心も前向きに変わっていきます。

リラックスできる時間が増えると

心身に余裕が生まれて

ちょっとした嫌なことも、たいしたことに感じなくなったり、

ストレスに強くなっていったりもします。

また、毎日お灸をすることで体にがリズムがあること。

無理をしない方がいい時もあること。

何をすると疲れて、何をすると調子がいいかも

少しすつ分かってくるんですね。

 

そういう日々の小さな積み重ねが、

健康全体にとって大きな効果を生み出すと私は感じています。

何か健康法を取り入れるとき

「効いてるか効いてないかよく分からん」

ということが結構あると思うのですが、

お灸に関しては、是非一度は鍼灸師のお灸指導を仰いでいただきたいな、と思います。

そうすることで、自分に合ったつぼの選び方や、お灸の実際の効果がはっきりと実感できますので。

 

来年のお灸教室は、改めて企画を考えまた学んで面白く、実際的に役に立つものを

ご提供していきたいと思っております。日程、内容などは決まり次第、アップしていきます。