ロシアのピクルス

最近、荻野恭子さんの「ロシアのスープ」というレシピ本を読み、発酵食(とくにピクルス)への興味が俄然湧いてきました。

 

本によるとロシアのスープにピクルスの野菜とそのつけ汁を使うとのこと。

ピクルスも酢漬け、というよりは塩漬けといった感じで2~3日すると乳酸発酵独特の酸味とうまみが出てきます。

 

早速、ボルシチをつくってみたのですが

ピクルス入りのボルシチはつけ汁のうまみが効いていて、やみつきになるような美味しさです。

 

今まで、ピクルスは酢多めのものを作っていて、つけ汁は使い方を思いつかず捨ててしまっていたので、このロシアのピクルスは私にとってはカルチャーショックでした。

韓国の水キムチは冷たくしてつけ汁をそのまま飲んだりしていましたが、やはり使い方がよく分からないでいるうちに時間がたって腐らせてしまうことも。。。

 

ロシア風のピクルスはわりと塩が多めで漬けるので冷蔵庫で1~2ヶ月は持つそうで、その間も発酵して味が変わっていくのも醍醐味だそう。

そのまま食べるには少ししょっぱいとも感じますが、野菜と混ぜて使えばちょうどよくなります。

一度、作れば長く使えて美味しく、しかも無駄がなく、体にもいい、というところにテンションが上がります。

 

残念ながらロシアへは観光で訪れたことがないので本場の味が分からないのですが、

芸術、文化、食など、どれをとっても超お洒落で神秘的な憧れの国の一つです。

 

ロシアやトルコの料理はヨーグルトやサワークリームなどの発酵乳製品もよく使い、乳酸菌がメチャクチャ多いので、これはとても腸やお肌によいのでは!!?という感じです。

しばらく続けてみて体調がどう変わるか、人体実験をしてみたいと思います(^.^)