喫茶の歴史

図書館で見つけました。

日本の文化のルーツは中国にたくさんあります。

お茶はいわゆる茶道や民間茶以外、イメージがなかったのですが

漢方(湯液)に近いお茶が、例えば厚朴、あま葛、生姜にお湯を注いで飲む、というようなものが平安時代にはあったみたいです。

 

漢方は戦後、日本の西洋化に伴って排斥された歴史がありますが

もし、その時に漢方が保護されていたのなら、今もっと身近に生薬を用いた薬草茶みたいなものが生活に残っていたかもしれないなぁ、と思いました。

 

まだ読みかけですが、中国の古典の医学書や本草書がたくさん引用されていて面白い本です。先が楽しみです。