七夕にお灸を!

七夕にみえる星々

七夕は節句のなかで一番ロマンチックな節句です。

言わずと知れた牽牛・織女の伝説が起源になっています。

牽牛星はワシ座のアルタイ

織女星は琴座のヴェガ

この二つの星が七月に

北の天頂にかかることから

この伝説が生まれたそうです。

 

七夕の季節はまだ梅雨で夜に雨が降ることも多いのですが

本来、七夕は旧暦でお祀りするものだったので

ひと月ほどずれた八月

このアルタイとヴェガが実際に北の天頂で観察できるそうです。

 

都会育ちの私は星空に疎いのですが

ご興味ある方はぜひ、星空の観察にチャレンジしてみてください。

 

七夕にお灸を

節句は江戸時代に広まったもので

そのお祀りはすべて

季節の折々に

心身を祓い清め

健康や成長、または農業の豊作を祈る

というような意味が込められています。

 

笹の葉も薬草として用いられており

そのお茶は身にこもった熱を冷まし

血液を浄化し

免疫力を上げてくれるといわれています。

 

近年、七夕をする家庭も減っているようですが

季節のリズムを五感で感じるためにも

笹茶を飲む、素麺を食べる、など

簡単で良いので節句を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

私は鍼灸師なので、節句にお灸をすることをおススメしております。

星に願いをこめて七夕にお灸を、なんてたまにはぼーっと

リラックスするのも素敵ではないでしょうか☆彡

 

七夕におススメのつぼは

四つの川が合わさるという意味のツボ「四涜」(シトク)…<肩こり・おなかの調子をととのえる>

と足三里…<おなかを整え、夏バテ防止>の、足して合わせて「7」のつぼの組み合わせ。

 

「四涜」は腕の外側、肘から手くびの間のちょうど中央、真ん中あたりに

「足三里」はすねの、膝頭から指4本下にいったところにあります。

 

夏に向けて体のバランスを整える、とても良いツボの組み合わせです。

おためしください☆