菊の節句にお灸を☆

3月3日、5月5日、7月7日は有名ですが、

実は9月9日も節句のお祝いがあるのをご存知でしたか?

 

9月9日は「重陽(ちょうよう)の節句」または「菊の節句」といって、昔から健康長寿を祈る行事があります。

かなり渋い感じがするのと、新暦だと9月にまだ菊が出回らないので、あまり注目されないのだと思います。

 

この日には、健康で長生きできるように祈って、日本酒に菊の花びらを浮かべたものを飲みます。

菊花は漢方の生薬や、保健茶として長く人々の生活に馴染んでいますが

適度に発汗させ、風邪の初期症状や、目の充血をおさめてくれます。

 

健康長寿には足の三里にお灸!

健康長寿のお灸といえば「足三里(あしさんり)」のお灸が昔からとても有名。「奥の細道」松尾芭蕉は、足三里にお灸をして過酷な旅を歩き通しました。

足三里は膝のお皿のくぼみから、足のすね外くるぶしにむかって親指3本下にある押すと気持ち良いツボ。

 

夏バテのお灸のツボとしても有名です。私も今年は毎日お灸をしましたが、足がしっかりして、強くなるのがはっきり分かりました。

 

私は夏に弱い方なのですが、おかげで今年は体力を落とさず、

夏バテもせずに仕事が出来ました。

 

効き目抜群の足三里です。9月9日には菊のおひたしを食べて

足の三里にお灸などいかがでしょうか?